ホイールを外したのでもちろんベアリングの点検も行う。
前輪後輪それぞれのホイールベアリングを指で回してみる…ゴリゴリ感もなくスムーズに回るし問題なさそうなのでベアリングはこのまま使用。ただせっかくなのでベアリングのグリスを新しくする。
またダストシールのリップ部に摩耗があったのでダストシールは新品交換する。当然アクスルカラーもダストシールによる摩耗があったので新品交換しようとしたが残念ながら後輪のカラーは廃盤…しかたないので前輪のアクスルカラーのみ新品交換し後輪はキレイにしてそのまま使用することに。
まずはダストシールを外しベアリングのシールをやさしく精密マイナスドライバーでめくる。
パーツクリーナーで古いグリスを除去し新しいグリスを隙間がでないようたっぷり押し込んでいく。古いグリスの除去は両面同時に作業する(反対側にパーツクリーナーが流れるため)
グリスはリチウム系の防水グリスを使用(手持ち品)
参考までに下と同じモノ!(たぶん楽天最安値!)
MAXIMA MX51-80916-JPN ウオ-タ-プル-フグリス 454g(16oz)
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あとはベアリングのシールを元通りにし新品のダストシールを組み付けて終了。
ダストシールはプラハン等で均等に優しく叩いて組み付ける。
前後輪同じことをしてグリスアップ終了。
あとは外していたディスクローターやスプロケットを取り付け作業終了。
ちなみにスプロケは12年前(たぶん)に買っておいた新品社外品に交換!(歯数はノーマルと純正と同じ)自分の物持ちの良さに驚くw
【ベアリングのシールについてのメモ】
シールには内輪と触れる接触形と内輪と触れない非接触形がある。接触形はシールと内輪が触れていて隙間がないので密封性が高いが、回転時のまさつが大きいからゴミの侵入や油漏れ防止を優先するときに使われる。非接触形は内輪と離れているからまさつは小さいが、接触形に比べ密封性が低い。接触形よりもまさつを減らし、ゴミ侵入や油漏れもある程度防ぎたいときはこちらが使われる。
シールの色が赤系だと接触形、黒系は非接触形。CRM50は前輪が接触形で後輪が非接触形だった。※意図的に交換されてなければ
【今回かかった費用】
・前輪ダストシールL側(ホンダ純正部品90745-GC4-701):356円
・前輪ダストシールR側(ホンダ純正部品91258-410-006):540円
・前輪アクスルカラー(ホンダ純正部品44311-GC4-600):518円
・後輪ダストシールL側(ホンダ純正部品91205-957-004):658円
※2018年5月の価格
【これまでかかった費用】
17,068円
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