【レビュー】WEIMALLのビードブレーカー付きタイヤチェンジャー(15~21インチ対応・バイク用)を買って使ってみた


どーも、ホデナスです。


最近バイクのタイヤ交換頻度が多くなってきたので、工賃節約のため自分でタイヤ交換をやっていくことにしました。


とはいってもチューブレスタイヤの場合はビードを落とすのに一苦労で、専用の道具(ビードブレーカー)があった方がベターです。



最近はビードブレーカーも3000円前後と随分安く買えるようなので、継続的に自分でタイヤ交換する人は絶対に買ったほうがいいです。



というわけでいろいろ物色し、最終的にはアマゾンでWEIMALL(ウェイモール)のビードブレーカー付きタイヤチェンジャー(15~21インチ対応)を購入しました。





価格は4730円(2019/9/19購入時の価格)と多少高価でしたが、ホイールを固定できる台座にビードブレーカーがセットになったもので、ビードを落としたあとはそのままタイヤ交換台として使えるらしいのですが、どうなんでしょうか。


早速レビューしていきたいと思います。





1.開梱~組立


届いた箱を開けるとこんな感じです。





本体は裸でその他は養生されています。

丁寧な梱包とは言い難いですが、使っていればどーせ傷つくものなのでなにも気になりませんw



すべて開梱するとこんな感じでした。





説明書等はなく親切な商品とはいえませんが、そんな複雑なものでもないので用途を把握していれば組立は簡単です。


最悪、購入時の見本写真を参考にすればなんとかなると思います。


ってことで組立完了です。3分もあれば終わります。






2.ビードブレーカーとして使ってみた感想


今回はVTR250(17インチ)のタイヤ交換で実際に使用してみました。



まずはビードを落とす前にブレードの位置をタイヤサイズに合わせます。

ブレードをビードに接触させたときにブレードの軸が垂直になる位置がベターだと思います。


ちなみにブレードを調整できる位置は5ポイントです。自分で穴をあければ15~21インチ以外にも対応できるかもしれませんね。(確証はありませんが)





ブレードの位置をあわせたらビードを落とします。


せっかくなのでホイールを台座に固定しようと思ったのですが、商品の固定シャフト径が16mmなのでVTR250のフロントホイールには入らず固定できませんでした。※VTR250のフロントアクスルシャフト径は12mm



アクスルシャフト径が16mm未満の車種に使用する方はご自分のシャフト径にあわせ寸切りボルト等での対応が必要になります。



さて肝心のビードブレーカーの能力ですが、レバーの長さも十分なので、そんなに力を入れなくても簡単にビードが落ちてくれました。





ビードブレーカーとしての機能は必要十分だと思います。





3.タイヤチェンジャーとして使ってみた感想


商品名にタイヤチェンジャーとありますが、整備工場にあるような機能はなく実際にはホイールを固定するための台座にしかなりません。


ですがこの台座、あるのとないのでは作業性が大違い!便利です!


ホイールを台座に固定したらタイヤレバーと全身をフルに使って交換していきます。





しかしこの台座ですが固定にあたっていくつか注意が必要です。



まずはホイールを固定するシャフトです。



前述しましたが、ホイールを固定するシャフト径が16mmなのでアクスルシャフト径が16mm未満の車種はそのままでは固定できません。


アクスルシャフト径が16mm未満の車種に使用する方はご自分のシャフト径にあわせ寸切りボルト等での対応が必要になります。





次にホイールを止める固定方法です。



アクスルシャフトが16mmより大きい車種だと付属の蝶ナットだけではガタがでてしっかりと固定できません。


画像のように適当な木片に穴を開けたものや、サイズの大きいワッシャー等での工夫が必要になります。※画像はGSX-R750のフロントホイール(17インチ)でアクスルシャフト径は25mm





そして最後に傷の問題です。



台座のホイール受ける座面は塗装されているとはいえしょせん金属なので、そのままでは下の画像のようにホイールに傷がついてしまいます。

※固定してもタイヤレバー等で力を加えると少なからずホイールが動いて台座の接触面とこすれます





ゴムホースを割って座面にかぶせる等の養生が必要です。

ちなみに私は内径22mmのホースを使いました。





この方法で養生後はホイールに傷がつくことはなくなりました。





4.総評


長々と書かせていただきましたが、総評になります。



・ビードブレーカーの機能は必要十分

・タイヤチェンジャーとしての機能はない(あくまでもホイールを固定する台座)

・ホイールを固定できればタイヤ交換時の作業性向上が期待できる

・ホイールの固定に関しては難ありだが工夫次第で使える



以上より、購入してそのままの状態での使用はオススメできません。

ですが、工夫次第では便利に使えますし改善にかかる費用も安価で済みます。



改善意欲とDIY精神がある方にオススメです。

ちなみに個人的にはいい買い物ができたと概ね満足しております。


それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました。

より良いバイクライフを!

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