CRM50 エンジン腰上オーバーホール前編【CRM50レストア#16】

どーも、ホデナスです。

 

ひきづりのあったフロントブレーキのオーバーホールが終わり、今回はバイク心臓部のエンジンです。

 

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CRM50 フロントブレーキオーバーホール後編【CRMレストア#15】

 

ついにエンジンまでやってきました。

もともとシリンダーが汚かったので塗装程度しか考えていなかったが、どうせ外すならということでピストン等を新品にして腰上のオーバーホールをすることに。

 

エンジンをおろすには、冷却水リザーバータンクとオイルタンクを取り外さないといけないので冷却水とオイルは抜いておき、ちゃちゃっと外しておく。あ、キックアームとギアシフトペダルも!

 

次にエンジンマウントボルト3本を外してエンジン降ろす。(写真ではラジエーター付いてますが、外したほうがエンジン降ろしやすいです)

 

そしたらシリンダーを外して塗装といきたいのだが、ベースガスケットの固着がひどくてシリンダーを外すの一苦労…ベース面に傷つけないように慎重にマイナスドライバーでこじって外しました。

 

外したシリンダーとヘッドは、サビ取りと脱脂、マスキングを行い耐熱シルバーで塗装。

 

塗装後、シリンダーはクロスハッチ成形のため砥石部にたっぷりオイルを染み込ませたホーニングツールを電動ドリルにつけ、低回転でボアの状態をみながら慎重にシコシコ。

 

体感は難しい部分だけどシリンダーの油膜保持効果アップでエンジンの寿命が伸びると希望的観測w

 

ちなみに一般のホーニングヘッドはデカくて50ccには入らないので、ブレーキシリンダーのホーニングヘッドがおすすめです。

 

 

ピストン等の必要な部品を注文し届くまでの間に細かいことをやっておく。

フレームの残ったラジエーターを外し、洗浄と潰れたフィンの修正。

 

その他、以下のこともやってます。

 

・ピストン取り外し(ピストンピンクリップをクランクケースに落とさないように注意)

・フレーム清掃

・ヘッド、シリンダーの簡易面だし(オイルストーン)

・腰下シリンダーベース面の簡易面出し(オイルストーン)

・オイルタンク清掃

・冷却水リザーバータンク清掃

・クランクケースに濃いめの混合油を入れジャブジャブ洗浄、混合油排出後クランクシャフト給油穴から2stオイル注油

 

後編に続く

 

【追記】レストア内容を記録した動画の公開をはじめました!今回の内容はこちら!

 

【追記】おかげさまでレストア完了しCRM50完成しました!

レストアが完了したから俺のバイクを見てくれ【CRM50レストア#30】【2st原付】

 

【今回かかった費用】

・耐熱シルバー(ホルツ):1,369円

・ホーニングツール:2,220円

 

【これまでかかった費用】

80,813円

 

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